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クリエイターとして観るべきアニメpart1

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以前、出来るデザイナーになる為の心得でも触れたのですが、とにかく沢山の作品(特に人気且つメジャーな作品)に触れて、世界観を構築する能力や引出し、語彙を増やす事は重要であると書きまさした。そこで、まずは身近なアニメ作品から少しずつ紹介して行こうかと思います。要するに私自身がアニメ好きと言う事でもあります。

クリエイターとして観るべきアニメpart1

まずは王道のロボット系アニメをご紹介。

機動戦士ガンダム

老若男女、知らない人はいないくらい知名度が高いロボットアニメの金字塔。未だにガンダム関連だけでもバンダイナムコホールディングスの売上が1000億もある程の人気コンテンツです。1979年に初代ファーストガンダムが放映されてから35年以上経った今も、衰えることのない人気の秘訣を知りたくなりますね。まずは、そのストーリー性です。ガンダムを観てないクリエイターがよく言うのは、ロボットアニメはちょっと的なやつです。幼い頃は、ガンダムは味方でザクは敵と思っていましたが、ガンダムの世界には敵なんて存在しないのです。どちらの主張も正しい。勧善懲悪ではなく、なぜ戦争が起こったりするのかを考えさせられる内容になっています。たまたま近未来で、戦車ではなくロボット同士の戦いというだけです。まあ、百聞は一見に如かず。騙されたと思って観てみてください。30年以上シリーズが続いていく原点がそこにあります。ヒット作品はなぜヒットしたのかを考えながら観るのもクリエイティブな精神が揺さぶられます。そしてなんといってもその見た目のデザイン。トリコロールカラーのロボットをあんなにカッコよく仕上げるデザイン力にも注目です。凡人には作り得ない何かを感じ取れます。1人のクリエイター、デザイナーであれば避けて通ってはいけない作品と言えます。良いものは永く愛される代表例です。

 

新世紀エヴァンゲリオン

こちらも作品に惹き込まれた方が多いアニメですね。もう、何と言っても謎が多い。最初のTVシリーズから20年以上経った今も、多くのファンを生み、そして未だに新作映画を作成中という話題の尽きなさ。庵野秀明監督が世の中を席巻したインパクトは相当なものでした。庵野秀明監督と言えば昨年、シン・ゴジラが空前のヒットを飛ばしたのも記憶に新しいですね。

実は、エヴァンゲリオンの舞台は2015年なんです。もう過ぎてしまいましたね。ストーリーとしては、天変地異によって一度破壊された世界に、追い打ちをかけるように使徒と呼ばれる謎の生命体が攻め込んで来ます。そこで主人公は嫌々ながら謎のロボット兵器(実際にはロボットではなく人造人間)に乗り込み戦わされるという内容です。このエヴァンゲリオンはとにかく音楽の使い方や映像に時折登場する書体など、かなり入念に計算された作品です。クリエイティブの心がある人には絶対に刺さる作品ですね。謎が多いと言いましたが、もう謎のオンパレードです。キリスト教の用語になぞらえて多くの伏線張りまくりです。その独特の世界観と情報量が観るものを虜にするのでしょう。新劇場版の完結編をいつ上映するのかが常に話題になっているほど注目度の高い作品です。

交響詩篇エウレカセブン

こちらもロボット系アニメですが、色々とデザインへのこだわりや世界観への試みが見て取れる作品です。所謂、ボーイミーツガールを描いた作品で、今までにないロボットアニメになっています。主人公の年齢設定やロボットの形状などは、従来の王道的な設定ですが、AパートとBパートの間の画面やストーリー性に新たな試みを感じ取れます。基本的には主人公レントンとヒロイン、エウレカの出会いを中心に荒廃した世界を救うという物語はスタンダードですが、音楽や各キャラクターの設定が現代風になっていて、その後の続編を描いたエウレカセブンAOや今後、新劇場版エウレカセブンの公開を控えているなど、話題に事欠かない作品になっています。

デザインの世界観を構築する上で、参考にすべきアニメの紹介でした。

ちなみに私はhuluを契約していて、通勤時間や家でAppleTVでTVで観たりしています。全て月額1000円で観放題なら安いですね。


★アニメ

 

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