解像度(かいぞうど)
画像やプリンタなどのきめ細やかさを表す指標。dpi(またはppi)という単位で表される。dpiは1インチ当たりにいくつの点(ドット)があるかを表すもので、この値が大きいほど精細な画像を表現する事ができる。
ただし、画像データの品質を決めるのは、最終的には全体のドット(ピクセル)の数であり、いくら解像度が高くても、画像のサイズが小さければドットの数も少なく、用途的には限定されてしまう。
この画像のサイズを変更して大きく扱おうとしても、ドットの数は一定なので、解像度は逆に下がることとなる。
印刷物に必要な解像度は印刷する媒体によっても変わる。そして、その解像度はスクリーン線数によって決まる。
例えば(印刷会社の機械の環境による)
新聞モノクロは100線
新聞カラー、書籍は133線
雑誌、チラシ、カタログ、写真集は175線
印刷に必要な解像度はこの線数を倍にした数値で割り出し、そこにレイアウトする際の拡大縮小率を加味すると実際に必要な解像度があるかないかを割り出すことができる。
よく必要解像度が350dpiと言われる所以はここからきている。
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